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過去ログ [ 0001 ]
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記憶再現
113
: 17/08/04-16:44
せこいあ

【記憶再現】RD12→評価値6
├ (概要)
├ 【前提】
│ ├ (論理的思考)
│ ├ (概念的分解)
│ ├ (偏執的観察眼)
│ └ (映像記憶)
├ 【習得方法】
│ ├ (妄執じみた長年の研鑽)
│ ├ (専門的視点と多角的視点の融合)
│ └ (真理の一端への到達)
└ 【効果】
  ├ (構造の解析)
  ├ (理念の鑑定)
  ├ (情報の記憶)
  └ (記憶の再現)

各項目詳細
(概要):観察によって構造を完全に理解し、一度理解したものを完全に記憶し、それがテックレベルから大きく外れたものでなければ完全に再現できる、ある種魔法の域にある能力。その最大の特徴は単なる形だけの真似ではなく、その製造理念を理解し、それに沿った再現が行えることにある。

【前提】
(論理的思考):「何故そうなるのか」、「どういった過程を得てそうなったのか」という道筋をたててする思考。これを極めていくことにより結果となっている形からどのような過程を得ているのかの推論が出来る。
(概念的分解):対象がどのような形状、意味、用途、過程、思想等々の元に存在しているのかを分解し、対象を構成する要素を洗い出す能力。この視点を持つことにより一つのものを見たときに得られる情報の量が格段に上がる。
(偏執的観察眼):偏執的なほどに事物の現象を自然の状態のまま客観的に見る能力。主観としてのフィルターを取り除こうとするのでなく、無数のフィルターを通してみることによって、対象の本質を露にする。
(映像記憶):人間に潜在的に存在するという能力の一つ。眼に映った対象を映像としてそのまま記憶し、思い出すことが出来る能力。先天的発現が基本であるが、後天的に訓練によって発現させることも可能。ただし後天的発現は非常に困難である。

【習得方法】
(妄執じみた長年の研鑽):まるで狂気にとりつかれ何かに追い立てられるかのように何かを観察して、分解し、思考し、記憶する。ある意味非人間的な研鑽を重ねてようやくスタートラインに立てる。
(専門的視点と多角的視点の融合):特定の分野に対する圧倒的な理解、その分野で得た経験を元に他の分野に応用できるほどの習熟と、全く関係ない様々な分野を経験し、それらが繋がっていると気づくこと。それが必要になる。この過程には少なくとも5年、長ければ一生かかっても辿りつけない領域となる。
(真理の一端への到達):世界に存在するというあらゆるものに共通する法則、それを真理と呼ぶ。長い長いこれまでの修練の果てにこの一端、即ち何か一つの軸を持って世界を理解出来るようになったものだけがこの能力を習得出来る。

【効果】
(構造の解析):観察した対象がどのような、構造で、どういった原理によって動いていて、どのような素材で構成されているかを完全に理解出来る。現在のテックレベルや物理域から近いものほど理解に必要な観察の時間は短くなる。
(理念の鑑定):対象がどのような理念や目的をもって、どのような過程をもって生み出されたか、無数の推論を立てその中から情報を元に無限の取捨選択を繰り返し、正解に辿りつくことが出来る。
(情報の記憶):観察した対象を完全な映像情報として記憶し、そこに構造の解析と理念の鑑定の結果を付随情報として紐付けて、いつでも呼び出せる状態として記憶できる。
(記憶の再現):記憶を基にして、構造、素材から理念に至るまで完全な再現品をつくりだすことが出来る。もちろん相応の時間と素材は必要になるが、完全な理解に至っているため、そのものの持つ目的に反しない範囲で代用が行える。
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