会席料理:春の訪れ: 評価値:7 RD:19
*部品:概要: 酒宴に出される上等な料理。献立の構成はそれほど厳密ではないが、一般的には、まず先付け・前菜等の酒の肴(さかな)があり、次に椀物(吸い物が多い)・お造り(刺身が多い)・焼き物・煮物の一汁三菜を基本に、場合によっては八寸・揚げ物・蒸し物・酢の物等の料理がいくつかあり、最後に飯・止め椀(みそ汁が多い)・香の物が出て、水菓子(果物)や甘味で終わる。
*大部品:食前酒:
**部品:概要: 食前酒は食事の前に飲む事で胃を刺激して食欲を増進させたり、飲み交わすメンバーの心を和ませ会話を弾ませるという作用があります。
**部品:梅酒: 梅の酸味とアルコールが胃腸の働きを活発にして、食欲を増進したり消化吸収を助けてくれます。食前から食中、食後にゆっくり飲めば、胃もたれを防いだり、リラックス効果を期待できます。
*大部品:前菜:
**部品:概要: まず料理の初めに出す「つまみ物や酒の肴」の事で、先付けやその後の数種類の酒菜盛りにつける献立名です。
**部品:筍と和布の木の芽ゼリーかけ: 筍とわかめは、昔から「春の出会いもの」と呼ばれてきた、相性のよい食材です。それらを薄出汁で煮付け、山椒などの木の芽をやわくゼリー寄せにしたものを上からかけたもの。
*大部品:椀物:
**部品:概要: 前菜やお酒を飲食後、口の中のそれらの味をリセットするために出されるので、味が薄い吸い物が提供される事が多い。椀種は豆腐や魚、根菜類が多い。
**部品:玉子豆腐 香草のせ: 鶏卵とお出汁を混ぜて蒸し固めた玉子豆腐のツルッとした食感と風味を味わうために少し薄目のほんの少しだけ冷たいお出汁で作り上げたお吸い物。アクセントとして香草を添えてあります。
*大部品:お造り:
**部品:概要: 会席料理の中では、メイン料理の1つに挙げられます。季節に合った刺し身が出されます。魚、肉、根菜類なども提供される事があります。
**部品:たけのこの刺身: その日の内に掘り出した、採れたてのたけのこの穂先の方をなるべく、薄くカットしてお好みにより山葵を添えて、醤油をつけて食べます。
*大部品:焼き物:
**部品:概要: 主に地物の食材で賄い、季節の魚やエビなどが焼いて出されます。また、最近では、肉類の提供もあり、その種類も豊かです。
**部品:淡水魚の香草焼き: 中型の淡水魚の腹を開け、内蔵を取り出して香草や砕いたナッツ類を詰めて、ホイルで包み焼いたものの事を言う。
*大部品:揚げ物:
**部品:概要: かりかりした揚げ物は、多くは野菜や魚を天ぷらにしたものが出されますが、変わり種を用意する事もあります。
**部品:温泉たまごの素揚げ: 湯城の特産品の温泉玉子に小麦粉をまぶし水溶きてんぷら粉をつけて160℃の低音の油で、じっくり3分ほど揚げます。裏返してさらに2分ほど揚げ全体がきつね色になったら完成。
*大部品:ご飯:
**部品:概要: 食事の締めとして提供されます。炊き込みご飯等も出されますが、締めということで、素材の味を引き立たせつつも、薄味で供されることが多いです。
**部品:たけのこご飯: 具は旬のものであるたけのこと薄味仕立てのお揚げだけ。おいしすぎず、たけのこの味わいを生かす取り合わせ。
*大部品:冷菓子:
**部品:概要: 締めの後に出される食後のデザート。季節の果物やお菓子が出されるのが一般的。小鉢に盛られてさほど多くない量で提供されるもの。
**部品:アオギリ牛乳の寒天寄せ: 湯城産のアオギリ牛乳を寒天で固め冷やし小さく切り分け、お好みできな粉や黒蜜、蜂蜜等の甘味をかけていただきます。
*大部品:飲み物:
**部品:概要: 食事の最後に茶が提供されますが、最近ではコーヒー、烏龍茶、ジャスミン茶なども供されることが多くなりました。
**部品:蒼梧珈琲: アオギリの種子は古くから食用にされ、また、炒り、ミルで挽く事でアーモンドチョコのような香りがほんのりするコーヒーができる。